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TSKニュース&トピックス

平成30年6月 第3号

会社の「見える化」⑥~お金の動きを明確に!!~

FAS部門所属 シニアスタッフ 公認会計士  藤田 祐紀 

会社の「見える化」シリーズ第6弾として、前回の「営業活動によるキャッシュ・フロー(以下「営業CF」)」に続き、今回は「投資活動によるキャッシュ・フロー(以下「投資CF」)」及び「財務活動によるキャッシュ・フロー(以下「財務CF」)」を解説します。営業CFはプラスである事が望ましいですが、投資CF及び財務CFは必ずしもプラスが良いという事ではなく、この2つのCFを組み合わせてみる事で、会社の状態、方針を読み取る事が出来ます。まずは投資CFと財務CFがどの様な要因によって増減するかを見てみます。

1.投資CFと財務CFの増減要因

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次にキャッシュの動きから見える会社の方針、状態を解説します。

2.キャッシュの動きから見える会社の方針、状態

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一般的には上記の様に分類されます。「会社資金が減少する事が望ましい」というとあまり馴染みがない視点かもしれませんが、上記分類の中でも将来投資と財務健全化を同時に進められているパターン①が最も望ましいとされています。

<執筆者紹介>

藤田 祐紀 シニアスタッフ 公認会計士

大手監査法人で国内監査業務に従事した後、髙野総合会計事務所に入所。中小企業再生支援協議会への出向で、企業再生局面での金融機関の調整現場も経験。現在はFAS部門にて企業再生、M&A等のデューデリジェンス業務等に従事。